サッカー日本代表は11日、
セルビアのカラジョルジェ・スタジアムで国際親善試合のセルビア代表戦に臨み、
0-2で敗れた。
本田圭佑、香川真司、柿谷曜一朗らが先発した
日本は、序盤からセルビアに主導権を握られ、
苦しい展開を強いられる。
右サイドのバスタを起点に攻め込まれ、
香川のミスからラドバノビッチにシュートを打たれるなどピンチが続いた。
日本は20分過ぎから内田篤人のオーバーラップから、チャンスを迎える。
相手ペナルティーエリア内で倒され、際どいシーンを作った。
31分には長谷部誠のスルーパスを受けた
香川がGKと1対1になる絶好機をつかんだが、シュートは防がれてしまう。
その後は一進一退の攻防が続き、
セルビアもセットプレーのこぼれ球からイバノビッチが至近距離から狙うなど決定機を作った。
前半は両チームともにフィニッシュの精度を欠き無得点。0-0でハーフタイムを迎えた。
後半は日本が立ち上がりからペースを握る。
鋭い出足から激しいプレッシャーをかけ、
高い位置でボールを奪うとショートカウンターを仕掛ける。
しかし、均衡を破ったのはセルビアだった。
59分、バスタの折り返しからタディッチがゴールネットを揺らす。
この1点で勢いに乗ったセルビアはその後も日本陣内に攻め込んでいく。
日本も清武弘嗣を投入し反撃を開始。
71分には香川の折り返しから岡崎慎司が絶好機を迎えるも、
相手のプレッシャーに遭い、これを生かせない。
78分には内田のドリブル突破からのクロスも、
相手DFの懸命の守備によってチャンスにつなげられず。
終盤には乾貴士、ハーフナー・マイクも投入し、
攻勢を強めたが、逆にアディショナルタイムにカウンターから
ヨイッチに追加点を許す。
精彩を欠いた日本は結局0-2で敗れた。
日本は15日にベラルーシ代表と対戦する。

