第95回全国高校野球選手権大会第7日
(常葉学園菊川5-3有田工、14日、甲子園)
第3試合は最後の49校目の登場となった
5年ぶり4度目出場の常葉菊川(静岡)が、
二回に前川の2点適時二塁打などで3点を先制すると、
四回には6番桑原が2ランを放ち、主導権を握った。
投げては、先発したエース堀田が五回以降は1安打に抑える好投をみせた。
1回戦で大垣日大を5-4の接戦の末に下した粘りの有田工(佐賀)は、
3点を追う三回に百武が中前適時打、
再び4点リードされた四回に古川の適時三塁打などで2点を返したが、
五回以降は打線が沈黙した。
常葉菊川は二回一死後、
5番大西が投手強襲安打、6番桑原が左前打で一、二塁とすると、
続く金子が右前適時打で先制。
さらに堀田が死球で一死満塁から、
前川が、右中間に2点適時二塁打を放ち、この回3点を先制した。
有田工は三回、先頭の草野の遊撃内野安打と犠打などで二死三塁から、
百武が中前適時打を放ち、1点を返した。
常葉菊川は四回、先頭の大西が死球で出塁すると、
6番桑原が右中間に2ランを放ち、5-1とリードを広げた。
有田工もその裏、4番古川の適時三塁打と川元の投前スクイズで2点を返した。