第95回全国高校野球選手権記念大会
(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催、毎日新聞社後援)は10日、
兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦4試合が行われた。
第4試合は今春のセンバツ大会優勝の浦和学院(埼玉)と仙台育英(宮城)が対戦。
互いに2ケタ得点を取り合う打撃戦の末、
仙台育英が、史上8校目の春夏連覇を狙った浦和学院にサヨナラ勝ちし2回戦へ進出した。
○仙台育英(宮城)11-10浦和学院(埼玉)●
仙台育英がサヨナラ勝ち。
同点の九回2死一塁、熊谷が代わった
浦和学院の山口から左翼線に二塁打を放ち、
激しい点の取り合いに終止符を打った。
三回途中から登板した馬場が2失点の好救援。
浦和学院はエースの小島が一回に5四死球を与えるなどし6失点。
六回には守りのミスから失点を重ね、序盤のリードを守れなかった。
仙台育英・佐々木順一朗監督
(三回途中から登板した)馬場がよく踏ん張った。
監督の集中が途切れた部分もあったのに、選手は最後までよくやった。
浦和学院・森士(おさむ)監督
序盤の失点を1度は、はね返した選手たちはよく頑張った。
(逆転後)気の緩みからか、ミスが重なったのが痛かった。