第95回全国高校野球選手権大会第3日
鳴門12-5星稜、10日、甲子園
第1試合は2年連続8度目の鳴門(徳島)と、6年ぶり16度目の星稜(石川)が対戦。
鳴門が同点の七回に松本の満塁本塁打などで勝ち越し、
夏の甲子園では33年ぶりの白星を挙げた。
鳴門は五回、一死から松本の右中間二塁打、
板東の中前打で一、三塁とし、鳴川の投ゴロ併殺崩れの間に1点を先制。
六回に1-1に追い付かれたが、七回に伝統の「渦潮打線」が爆発。
一死満塁から甲本が右中間へ走者一掃の3点適時三塁打、
二死三塁から伊勢が右前適時打、
さらに松本が左中間へ満塁本塁打を放ち、
この回8点を挙げ勝ち越した。八回にも3点を加え突き放した。
先発の板東は球威のある直球と変化球を武器に力投。
九回に反撃を許したが、大量リードに守られ5失点で完投した。
星稜は1点を追う六回、待場の四球、
鹿屋の犠打で一死二塁とし、丸山の左翼線適時打で追い付いた。
しかし、粘りの投球を続けていた2年生エースの岩下が七回につかまった。