第95回全国高校野球選手権大会は8日、
甲子園球場で開幕。開会式に引き続き1回戦3試合が行われ、
第3試合では日川(山梨)が4―2で29年ぶり出場の箕島(和歌山)を下し、
春夏合わせて5度目の出場で悲願の甲子園初勝利を手にした。
日川は1回、3番のエース山田の左越えソロ本塁打で先制し、
4回には4番・山形の中越えソロ本塁打で加点。
5回にも広瀬の左越えソロ本塁打でリードを広げた。
1点差に迫られた6回には2死二塁から二塁走者が三盗を狙い、
捕手の悪送球の間に4点目を奪って逃げ切った。
1メートル94の右腕・山田は4回以降は毎回走者を背負ったが、
要所を締めて6安打2失点で完投。
バックも無失策でエースをもり立てた。
箕島は5回、犠飛と相手失策で1点差に迫ったがあと一歩及ばず。
1983年以来の夏の甲子園勝利はならなかった。