箸の日
(わりばし組合1975)
「は(8)し(4)」(箸)の語呂合せですが、
この日には古い箸や折れた箸
「箸を正しく使おう」という民俗学者の提唱で、わりばし組合が1975(昭和50)年に制定しました。
お箸は、古来より使った人の霊が宿ると信じられて、
むやみに捨てると禍があるといわれ、使わなくなったお箸を折り、
霊を自分に戻すという箸折峠の伝説もあります。
この日には日本各地の神社で使われなくなった
箸を集めて供養する【箸感謝祭】や【箸供養】が行われたりします。
東京・山王日枝神社では「箸感謝祭」という名称で、
箸の感謝祭が執り行われます。
「箸」に感謝し、延命長寿・無病息災を祈る祭です。
当日は感謝祭齋行後、神社内庭で箸のお焚き上げを行います。
参列者は、めいめいが持寄った使用済の箸を浄火にくべ
お焚上を奉仕、箸に感謝の誠を捧げます。