高校野球広島大会・決勝再試合
瀬戸内1‐0新庄(30日、しまなみ)
広島高校野球史上初の延長十五回
0対0の引き分け再試合となった決勝は、
瀬戸内が八回1死二塁から5番山本の右前適時打で決勝点を挙げ、
13年ぶり2度目の甲子園出場を決めた。
再試合も28日と同じようにプロ注目の
瀬戸内・山岡、新庄・田口の両エースの投げ合いとなった。
七回まで両チームともゼロ行進。
八回に均衡が破れ、
九回の守りは山岡が走者を出したものの新庄打線を完封した。
瀬戸内の小川監督は
「ずっと押されていましたが、バント失敗などもあり
野球の神様が勝たせてくれるとベンチで言っていた。
山岡しかいないチームなので勝てるなら1‐0と思っていた」と
声を詰まらせながら話した。