サッカー日本代表は25日、
韓国の華城
東アジアカップの第2戦となるオーストラリア代表戦に臨み、
大迫勇也の2ゴールなどで3-2で勝利した。
試合終盤に2点を追いつかれ、引き分けに終わった
初戦の中国戦から、スタメンを総入れ替えした
日本は、試合序盤から積極的に攻撃を仕掛ける。
前半8分には右サイドをドリブルで突破した齋藤学のクロスを、
山田大記が右足ボレーで合わせるなど決定的なチャンスを作る。
終始日本ペースで試合が進むと、
前半26分、齋藤がドリブル突破からファーサイドへの技ありシュートを決めて先制点を奪う。
その後も前半37分に豊田陽平がフリーで
ヘディングシュートを放つなど決定的チャンスを創出。
日本攻勢のまま、前半を1-0とリードしてハーフタイムを迎えた。
後半も前半の勢いそのままに日本が主導権を握る。
後半11分に鈴木大輔からの縦パスを豊田が落とし、
齋藤がスル―したボールを大迫が流し込み、追加点を奪う。
さらにリードを広げたい日本だったが、
後半31分に一瞬のすきを突かれて失点を許すと、
33分にも立て続けに決められ、同点に追いつかれる。
中国戦に続き2点リードを追いつかれるという嫌な流れとなるが、
大迫がまたも魅せる。豊田の落としを右足で流し込み、
勝ち越しに成功する。その後は最後までリードを守りきり、
日本が3-2で勝利。大会初勝利を挙げ、首位に浮上した。
日本は28日に、東アジアカップ第3戦の韓国戦に臨む。