大相撲名古屋場所10日目(16日、愛知県体育館)
横綱白鵬が全勝をキープして自身2度目の40連勝とした。
大関琴欧洲と平幕魁聖は1敗を守った。
また、平幕碧山は勝ち越しを決め、2敗をキープしたが、
大関鶴竜は大関稀勢の里に敗れ3敗目。
横綱日馬富士は関脇豪栄道に破れ、3連敗で4敗目を喫した。
白鵬は9日目に日馬富士を破り、勢いのある関脇妙義龍との対戦。
立ち合いで右下手を許し、低い体勢の相手に回しがとれなかったが、慌てなかった。
左腕で相手の右腕を決めると、小手投げで土俵に転がした。
琴欧洲は旭天鵬を相手に右を差すと、左上手も取り万全の体勢で寄り切った。
同じく1敗の魁聖は立ち合い鋭く、両差しから一気の寄り切りで嘉風を下した。
2敗の碧山は勢をはたき込み、勝ち越しを決めたが、
鶴竜は稀勢の里との大関対決で、立ち合いの当たりで後退すると、
引いたところを押し出され、3敗目を喫した。