台風東海沖へ、大雨注意
近畿から関東の太平洋側—強風や高波も・気象庁
台風3号は11日午後、日本の南海上を北上した。
気象庁によると、勢力はピークを越え、12日にかけて進路を東寄りに変えて
ゆっくり東海沖へ進む見込み。
その後停滞して14日には熱帯低気圧に変わる可能性が高い。
しかし、近畿から東海、関東の太平洋側では風が強まっており、
12日にかけて激しい雨が降る恐れがある。同庁は大雨や強風、高波に注意を呼び掛けている。
3号は11日午後9時、日本の南海上を時速20キロで北へ進んだ。
中心気圧は992ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。
中心の東側370キロ以内と西側190キロ以内が15メートル以上の強風域。
12日にかけての最大瞬間風速は東海30メートル、
近畿と伊豆諸島25メートル、波の高さは4メートルと予想される。
東海から関東の南には梅雨前線もあり、激しい雨による河川の増水や土砂災害にも注意が必要。