大相撲夏場所14日目(25日、両国国技館)
横綱白鵬が大関稀勢の里との全勝対決を制し、
朝青龍と並び史上3位となる25度目の優勝へ王手をかけた。
白鵬は稀勢の里とがっぷり四つで組み合うと、最後はすくい投げで下して全勝を守った。稀勢の里は自身初の優勝が遠のいたが、千秋楽で琴奨菊に勝ち、白鵬が日馬富士に敗れれば優勝決定戦となる。
日馬富士は鶴竜に上手投げで勝ち11勝目を挙げた。琴奨菊は豊ノ島を押し出して10勝目。かど番の琴欧洲は腰くだけで松鳳山に敗れ、7勝7敗で千秋楽を迎えることになった。豪栄道は千代大龍に押し出しで敗れて負け越しが決まった。