大相撲春場所(大阪・ボディメーカーコロシアム)は24日、
千秋楽。13日目に2場所ぶり24回目の優勝を決めていた
白鵬が日馬富士を破り、10年秋場所以来で歴代
単独トップに立つ9回目の全勝を果たした。
8回で並んでいた双葉山、大鵬の両元横綱を抜いた。
幕内通算勝利数は650に達し、元大関・小錦を抜く単独8位に。
初場所で全勝優勝の日馬富士は3連敗で、新横綱だった
昨年九州場所以来の9勝に終わった。6場所連続関脇の豪栄道、
4大関すべてを倒した小結・栃煌山が10勝。
三賞は11勝を挙げた隠岐の海の敢闘賞のみで、
2場所連続で受賞者は1人だけだった。
旭天鵬の幕内出場回数が1260となり、元関脇・琴ノ若と歴代5位に並んだ。