U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)は4日、
U-20女子ワールドカップの準決勝でU-20ドイツ女子代表と対戦した。
試合は開始早々の1分、ドイツのマロジャーンがドリブルで日本の選手をかわすと、ロイポルツにスルー
パス。GKとの一対一を制し、ドイツがロイポルツのゴールで先制した。
スピード、フィジカルで日本を上回るドイツは13分、右サイドからマイアーが浮き球のパスをゴール前に
送ると、これが日本のミスを誘い、裏に抜けたマロジャーンがループシュート。GK池田咲紀子が飛び出したが、ボールは日本ゴールを揺らし、ドイツが2-0とした。さらにドイツは19分、コーナーキックのチャンスからフリーになっていたロッツェンのヘディングで追加点。ドイツが3ゴールを奪い、前半を折り返すという日本にとって苦しい状況となった。
後半開始早々、日本はFW西川明花が右サイドからクロスを上げてチャンスを創出。さらにDF浜田遥らも積極的に攻撃に参加し、日本ペースに持ち込むも、ドイツの堅守に阻まれ、なかなかゴールが奪えない。日本はMF田中陽子に代え、FW道上彩花を投入するなどし、アクセントを加えたが最後までゴールが奪えず、試合は0-3のまま終了。決勝進出はならず、3位決定戦でナイジェリアと激突することとなった。