
こちらは 藤豆作品です。お客様に必ず これなーに?と
聞かれました。南米では マラカスのような楽器として
使われるものらしいです。今回使用したのは 半割れの
ものですが 家には ちゃんとしたものも あります。
半割れのほうが しましまが 見えて いけばな的には
インパクトがありますね。おまけに 両隣がばかでかい
作品だったので ここだけ がくっと 下がって見せているので
シンプルながら よかったです。生けるのも 短時間ですみました

こちらは 四月から始められた方の 作品です。
予定では デルフィが 水色の もっと立派なものを 考えていたのですが
なんだか とても 短くて しかも 紫になってしまいました。
デルフィを主に考えていたので 急遽 銀柳のほうを主にして
いけてもらいました。生けている最中は ほとんど ほったらかしに
なってしまいましたが 美しく完成しました。

乾燥物のブラックベリーを 使って ひらくかたちで
生けました。こちらの方は コンポートの器が 三個あって
どれを 使うか最後の最後まで迷っていらっしゃいました。
いずれにしても 剣山がしっかり入らない器なので
針金のぐにゃぐにゃしている花留めを使っていましたが
これが なかなか 止めにくい!!色々苦労の末に
完成した作品です。今年はかわいく生けたいと
おっしゃっていたので よかったかなと 思います。

玉しだ
花奏で生けてみたいとの ご希望で 挑戦していただきました。
しかも 複数花器を使っての花奏ですので 器の置く位置から
しっかり間違わないように 練習を重ねました。
花奏は かなり 傾けて生けるので ひっくり返らないようにする
工夫も しました。七宝を使ったり 針金をぐにゃぐにゃにして
つめこんで 倒れないようにしました。
ブラックカラーも 中に 長ーい針金を差し込んで 何とか
立ち上がってもらいました。もう少し反り返るように生けられると
よかったですが ここまで 立ち上げるので 精一杯でした。
とても 熱心に練習されて 素晴らしかったです。

クラスペディア
デンファレは 初めは 直立型で 生ける予定でしたが
思いのほか でれでれでしたので 急遽 余り練習して
いなかった 傾斜型で いけてもらいました。
モンスも ちょっと 大きめで 間が開いてしまいましたので
予備で持ってきていた白オンシと ユーカリで 間を
つなぎました。クラスペディアは 練習どおり ポンポンと
リズム良くモンスのうえで 踊ってくれました。