



ジューンベリーという 木が 入荷していましたので
使ってみました。ブルーベリーのような おいしそうな実が
さくらんぼのように ついています。枝は 堅いのですが
とっても 粘りがあって ためのよく入る 面白い枝です。
葉っぱや 実が 沢山付いているので 適度にまびくのが
なかなか 難しかったようですが 枝物のお稽古としては
とても 適している良い材料でした。
そこに この時期ならではの 竹島百合を 選びました。
百合は百合でも 竹島は 今でしょ! ですので
車葉を 生かしながら 雰囲気よくとめるよう 練習しました。
竹島の黄色が まだ あまり 見えなかったので せめて
ちょっとだけでも 色があったほうが よいかと 思い、
スターチスを ちょこっと たしてもらいました。


こちらは 藤豆お稽古でした。
黒百合が 入荷していて 是非使ってみたいと
おもい リョウブと あわせてみました。
藤豆は 最初 黒百合が 客の 観水型で
作りこむつもりでしたが 途中から 写景に
変更したしたので 残念ながら 黒百合が
小さくなってしまいました。
利休草を 高くあげて 中間にしようとしていましたので
出来上がりとしては 中途半端になってしまったかな?
藤豆先生いわく 利休草は 何処に生えているか
分らないけれど つるもの扱いなら リョウブとかに
からみついて いくように 生けたほうが よかったかな
との コメントでした。今回は 三種で 下草らしいものが なかったけれど リョウブの葉っぱと 利休草の
葉っぱが 意外に沢山あって 茂みを上手く作ることができました。ナツハゼの 生け方みたいねと 先生が
おっしゃっていました。いつも いつも 基本でない取り合わせなので 藤豆先生泣かせの 藤豆なのでした。