主流メデイアの左派的ガスライティングは、暗いガス灯で暗黒の世界をぼんやり照らし出しているような宣伝をする。
ぼくは資本主義でもなく共産主義でもない、自由経済の支持者なので、いずれをも擁護する気はないが、いまや共産主義のそれと気づかれないようなガスライティングは随所に浸透しているかな。
下記引用。
Weltweite Armut steigt - und daran ist nicht der Kapitalismus schuld - FOCUS Online https://www.focus.de/finanzen/experten/gaengige-wahrnehmung-truegt-die-weltweite-armut-steigt-wieder_id_12797458.html?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=newsletter_FINANZEN
から。
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「世界銀行は、極貧生活者が今後数年で1億人増える可能性があると警告している。これは主にコロナ危機の影響による。しかし、資本主義もまた、理由として引用される可能性がある。そこでは正反対のことが当てはまるが。
極貧生活者はこの30年で20億人近くから6億9,800万人に減少した。この間、世界の人口は53億2000万人から73億8000万人へと約40％も増加している。2021年の世界的な貧困の増大については、ほとんどのメディアが大量に報道することになりそうである。それはそれでよいのだが、残念なことに、過去数十年の貧困の急激な減少は、はるかに注目されていない。ほとんどの人は、調査結果が示すように、世界の飢餓や貧困は着実に増加しているという印象を持っているが、その正反対のことが言えるのである。
ハーバード大学の科学者スティーブン・ピンカーは、客観的なデータと、飢餓や貧困などの問題に対する人々の主観的な認識が大きく乖離していることを繰り返し実証してきた。その理由の一つは、多くのメディアにとって「悪いニュースだけが良いニュース」という旧来の原則が今でも通用しているからである。そして、「悪いニュース」は「資本主義」のせいにできると特にいいわけだ。
特に、世界規模ではそうではないが、「貧富の差」が拡大していることは、ほぼ毎週のようにメディアで読める。貧富の差の問題よりもずっと重要なのは、貧乏人の数がどれだけ減っているかということだ。フランスの左翼経済学者トマ・ピケティは、過去30年間は特に貧富の差が急激に拡大したために、過去30年間は特に悪い状況だったと主張している。皮肉な話だ。なぜなら、ピケティが最悪だったと言っている数十年は、世界の貧困層にとって最高のものだったからだ。
もし今、極貧の人が世界銀行の予測通りに実際に1億人増えたら、それは資本主義に起因すると確信しされる。しかし、約200年前、資本主義が誕生する以前は、世界の極貧層の割合は約90％だったが、現在は10％以下になっているという事実がある。そして、ここ数十年で半分の減少が起きている。
チャイナとベトナムという劇場。資本主義が解決策
これは、14億人の人口を擁する世界で最も人口の多い国であるチャイナにおいて、私有財産と市場経済を導入したことによるところが大きい。ちなみに、この時期にチャイナでは世界のどの国よりも億万長者が増え、現在ではアメリカを除く世界のどの国よりも多くの億万長者がいる。
このことから、富裕層の富の増大と貧困の激減は、決して言葉の上では矛盾していないことがわかる。チャイナのように社会主義を自称するが、実際には資本主義化が進んでいるベトナムでも同じことが言える。そこでも極貧生活者が激減して２％以下になっている。ベトナムはまた、資本主義が問題ではなく解決策であることを、特に飢餓と貧困との戦いにおいて証明している。
アメリカの飢餓に対する興奮は欺瞞に満ちている
ここ数週間、多くのメディアがアメリカで5000万人が飢えていると大々的に報じている。これはコロナ危機とトランプ大統領の政策の結果であり、もちろん資本主義の結果だという。しかし、何千万人ものアメリカ人が飢えているという主張は決して新しいものではない。すでに12年前、同じ情報源は3500万人のアメリカ人が飢えていると主張していたが、この数字はその時でさえ真実ではなかった。
対照的に、メディアは社会主義国ベネズエラの飢餓についてはあまり報道しない。ベネズエラの人口は3200万人。国連によると、440万人が水不足に苦しみ、370万人が食べるものが少なく、280万人が必要な薬が不足している。340万人、つまり国民の10％以上がすでに社会主義から逃れてきており、多数が飢えから逃れている。」
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