飽きる「・・・おぬしがやうな物あきをする者は、万一(ばんいち)に飽き(あき)ツぽくて、何を一ツとげた事がねへ。・・・」(式亭三馬、『浮世風呂』)好奇心は人一倍でなんにでも関心を示し手を出すが、どうも飽きっぽい性分、考えてみれば何一つものにならなかったなあ。性分とあきらめるか、決心しなおすか。