危機 | 拾い読みあれこれ

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きょ~も適度に息抜き、よいかげん。ゆっくり歩いて遠くまで

「・・・何もかもが砂を噛むような無力感をぶら下げていたが、それを眺めている自分自身の無気力こそ、一番の危機だということは分かっていた。・・・」
(髙村薫、『レディ・ジョーカー』)

政府や東電のひどさ加減を見せられ続け、危機はわれわれ一人一人のなかにあったのかもしれないと思う。