段々と | 拾い読みあれこれ

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きょ~も適度に息抜き、よいかげん。ゆっくり歩いて遠くまで

「・・・他人(ひと)の信切(まこと)と不実な㕝が、段々と分解(わかつ)てから、・・・
(為永春水、『春色英対暖語』)

人の親切も不実も、付き合うなかで段々とわかっていくしかないのが、人付き合いの難しいところかもしれない。それが分かるにつれて世に慣れていくというわけか。