見せまじき「油断の成らぬ世の中に、殊更見せまじき物は、道中の肌付金(はだつけがね)、酒の酔に脇差、娘の際に・・・」(西鶴、『好色五人女』) 見せてはいかんものがあるな。しかしこのこと、つい忘れてしまう。