リブログ記事”福島の青い空(468)原発川柳物語”
福島の青い空2019年1月の記事です。そくそくと当時の悔しさがよみがえってきます。この時までも、この時からも被災者は故郷に帰ることができないでいます。今では忘れられて、福島県の人以外、思い出す人もありません。避難者はまだ生きていて、各地で生き延びています。故郷を失った悲しみは未だ解決してません。国からは、被災地には家が残っているのだから帰ればいいと言われています。帰る人なんかいません。誰も帰っていないし、公共機関は役場しかなく、学校も病院もありませんし、生活のしようもありません。被災者にとってまだ地獄からの脱出はできていないんです。浮草ぐらし 都はるみ明日のことさえ わかりはしないほかにいいやつ見つけなというしあわせに ああなれなくたってついてゆきますねえあなた明日の苦労が見えたって ついてゆく無駄にするなよ 二度ないはるを浮草ぐらしとふと目が笑う都はるみさんは目下福島県に住んでおられる。よい伴侶に恵まれて幸せに暮らしておられます。ホテル住まいですからある意味浮草暮らしです。それでもいんです、幸せならば。幸せのかたちは人それぞれでいいんです。