「三匹のおっさん」 有川浩 作 文芸春秋
読み終わりましたー。
面白かったー!!
あんまり難しいことを考えずに楽しめるかなー、と読んでいたんですけど。
どつぼでした。
昔「三匹の悪ガキ」と呼ばれていた男性陣が定年を迎えたり、
店の経営を2代目に譲ったりして、
なんとなく持て余していた時間や気持ちを
地域限定正義の味方をすることに向けてみた、というお話。
その主役のおじ様たちが「三匹のおっさん」なんですね。
かっこいいですー。
このジーさんたち。
惚れそう。
1本筋がちゃんと通っていて。
好きな俳優さんも比較的年齢層の高い私としては
ドツボです。
だってさー、3匹の内、二人が武道家ですぜ!?
たまらん。
頭脳担当のおっさんも、キレすぎていて最高。
で、全部で6話載っています。
人は、寂しがりなんだな、と思いました。
みんな、自分を受け入れてくれる居場所を求めたりしてるんだな。
だから、寂しさにつけ込む人がいて、
いろいろな事が起きるんだな、と。
私は、夫や子供にとっての居場所であることができるようになりたいです。
浅い感想ですいません。
でも、間違いなく心は温かくなりました。
ありがとう~!!有川浩さん!!
表紙の絵も温かみがあって、何とも言えず、イイです!
「あのさ。夫婦って、長いこと一緒に暮らしているとうっかりすることだって。一緒にいるのが当たり前になって、相手にぞんざいになったりしちゃうんだってさ」
・・・三匹のおっさんのうちの一人、清(キヨ)さんの孫、高校生の祐希くんのセリフです。
この続編を図書館で予約中です。
100人待ち。
今年中に読めるかな?
楽しみです。