イモコはお家で過ごす最後の朝を迎えました。



昨晩、旦那がスーパーのマヨネーズの段ボール箱を持って帰って、もっと違う段ボール箱があるのではないかと思ってしまいました。



死の前から綺麗な箱を用意することには抵抗があったので、イモコにごめんねと話しかけながらイモコを段ボールの中に入れました。



死後硬直が始まっていて、まるで置物の様になってたイモコ
でもまだ眠っているように見えました。





斎場は10時~12時受付なので、段ボールをガムテープで閉じて9:30頃に出発しました。





イモコが産まれてから5ヶ月間過ごしたプレハブの建物がある道を通って車を止めてお別れをしてきました。


イモちゃん覚えてるかな?
ここで初めて会ったねと私は独り言を言ってイモコとの月日を走馬灯の様に思い返していました。




いよいよ斎場に到着して、受付を済ませて、お別れの時が来ました。



冷たい台の上に乗せられ、最後のお別れをしてくださいと言われましたが、出来ませんでした。



その場を去り車に戻った時に振り返るとさっきまであった段ボールがもうなくなっていて、必死に後戻りして段ボールを、探しました。




段ボール箱を見つけてもう一度イモコが見たい!
自分に正直になりガムテープを剥がしてイモコを見ました。



冷たく硬くなったイモコ~
もう二度と会えないんだよね~
と思いながら気がつけばイモコを撫でていました。



イモコは午後から火葬されました。
熱くないかな!
それだけが心配でたまりませんでした。




台に乗っているイモコ





動物専用火葬場





イモコが眠るところ





最後にイモコと過ごした日々をなぜ過去形にしているのかというと、ブログを書いているときは既に過去の出来事だからです。




イモコと過ごした日々は私にとって幸せな日々でした。



イモコは病気知らずの強い子でしたが、腎不全になり、それに気付いてやれなかった私を責めた時期もありました。



しかし、イモコは私の表情を常に見ていました。



私はいつも笑顔で決して泣くことなくイモコを送り出すことを心掛けました。



立派に旅立ったイモコ




あなたに出逢えた事を幸せに思うよ。




私は虹の橋の存在を信じていません。




だからイモコはもうどこにもいないのです。