今年も凱旋門賞が終わり、夢が終わった気分

何度も味わって来たこの落胆


抜群のスタートからクロワデュノールがまさかの逃げ、

大外からなら致し方ない乗り方かもしれないが

うまく好位に取り付けず押し出されるように先頭に

それでもスローに落として脚を溜めてるように見え、

激しい雨の中最後の直線に向かう姿に希望を託すが…

無惨にも打ち砕かれ

ビザンチンドリームが追い上げてくるも

外の二頭の勢いは止まらず、絶望的

早めに動いた分だけ後ろからジャベロットとソジーにかわされた

アロヒアリイに至っては中断待機からなだれ込むのが精一杯


クロワデュノールは中2週と前走の重馬場の厳しい競馬で疲れがあったのか?

楽な競馬ばかりしてきたこの馬には少し酷なタフなレースだったかな

古豪ビザンチンドリームの方が馬に実が入ってきたように中断で脚を溜めてタフに健闘

アロヒアリイには思いきって前に行って欲しかったけど

馬場も前走とは違ってフィットしなかったのだろう


今年はそれぞれが前哨戦を勝ち期待されてたが

相変わらずの異種格闘技

特に1、2着のあの伸びはなんだ、外の方が伸びるのか?

それとも重馬場の鬼か?と思える強さ


いつもこの直線

手応えよく先頭に並びかけても

そこからジリジリと伸びるヨーロッパ馬のような脚が使えず踏ん張れない

かといって追い出しを我慢したら、軽い斤量の3歳勢が前で止まらない

オルフェーブルの時がそのようだったように

ディープですら後ろから差されたように

タフな馬で、強い3歳がいない時にギリギリまで追い出しを我慢しないと勝てないのかもしれない。