■認知症の現状

 厚生省の発表では2025年に65歳以上の高齢者の内、700万人が認知症になるといわれています。

 つまり高齢者の内、約5人に1人が認知症になるという数字です。

■相続問題

 たとえば、親が認知症、つまり判断能力がなくなってしまった場合、不動産売却ができなくなり空き家が増えます。

 そして団塊の世代が2025年に75歳を迎え、例えば高齢者施設へ入居したりすると空き家問題が加速します。

■対策

 既に認知症を発症している場合、相続するのであれば法定後見制度を使うしかありません。

■事前予防

 そうなる前に家族信託という方法があります。