昨年、2015年9月5日。父の誕生日を迎え65歳になり、同月9月21日に永眠しました。
誤嚥性肺炎でした。
むせることも多くなってたから母と気をつけていたつもりが、どうしてこんな事になってしまったのだろう…
どうしてもっと早く気付いてあげられなかったのだろう…
そんなことばかり考えていました。
あまりに突然で現実を受け入れることがなかなかできませんでした。
ICUに入り一旦回復の兆しはあったものの、やはり自発呼吸が想像以上に弱くなっており、母と姉一家と一緒に病院に向かってる最中に様態が急変し、一歩間に合わず見送ることもできませんでした。
肺炎も少しだけ良くなりCRPも下がってきていて回復の兆しがみられていた矢先の事でした。
前日には酸素マスク越しに懸命に言葉を伝えようと頑張り、何とか会話をし意思疎通も可能でした。
「もう遅くなるから、早く帰れ。大丈夫だから」
「分かったよ。今日はもう帰るね。明日はお姉ちゃん家族もみんな一緒に来れるって。また明日ね。バイバイ。」
深く頷いた父。
それが最期に交わした会話になってしまいました。
ALSという病気と闘った父。
ALSになった事も含めて、大好きな父の人生だったと今は受け入れることができています。
頑固で真面目で真っ直ぐな性格の父にとってALSはとても苦しい病気でした。
一つずつ出来ていた事を奪われては、悲しくて悔しくて泣いていたと母から聞きました。
私たちには見せなかったね…
父の亡骸を見ると、その苦しみから解放されて静かに眠るように見えて少し安心した気持ちにもなりました。
辛かったね。
頑張ったよね。
あれから半年が経とうとしていますが、今でも無性に父に会いたくなります。
会いたくて会いたく仕方ありません。
忙しい毎日の中で、朝通勤の時は必ず空を見て父の顔が浮かび、思います。
「パパ、会いたいよ」
ALS。
早くこの病気の治療法が確立される事を心から祈っています。