待望のアリ・アスター監督作品「ボーはおそれている」観てきました
物語の冒頭から波乱を予感させ、すぐに不条理と言う言葉がピッタリな監督特有の世界観が繰り広げられた…
ホアキン・フェニックスの演技は「ジョーカー」で魅せられたので、今作も彼の持つ人情味や虐げられた人間にしかわからない感情の芝居が遺憾なく発揮されていた
(そういえば彼が亡き、リバー・フェニックスの弟だということを全く忘れていました💧)
母の過保護に苦しみ、大人になってセラピーに通い精神安定剤を常用しているせいで、幻覚ばかり見てしまう…と言う話で捉えたら良いのだろうか…⁇
ストーリーなんかどうでもよく、「ミッドサマー」で受けた衝撃を思い起こす残虐かつシュールレアリズムな世界観が繰り広げられ、ツボを押してくれるギャグ?とも思わせるシーンが多々あるので三時間ずっと飽きずに見れた!!
(風呂場の天井に張りついてた男はなんだったんだろう…⁇唐突すぎる笑いを持ってくる監督さすが)
妄想や夢と現実が混在し、芸術的❗️内容を理解して見る作品ではないように思ったし、後半まで先を予想することが一切出来ず、全てがオリジナリティの連続でありきたりに飽きた目を喜ばしてもらいました〜
A24作品に新たな名作が加わったことが嬉しい限りです