
世間は10連休スタートですね

私は今日出勤したら連休に入ります

さて、あっくんの小学校生活がスタートして1ヶ月がたちました。
昨日ははじめての参観があり、とても頑張ってくれました

普通級での国語の授業でした。
横に先生つきながらですが、45分中40分まで何とか教室にいました

ひらがなの拍や発音の勉強をして、最後に粘土で「あ」を作るというもの。
後半しんどくなって粘土投げてしまったりしたけど、周りのお友達が拾ってくれたり、視覚支援ボードで見通しを伝えてもらうことで頑張って席に戻れました。受け入れてもらえてる感じがありがたかったです

クラス懇談の時にあっくんのことについて、他の保護者の方にお話をさせてもらいました。
発達に大きな凸凹があること。
暗記したり理解することは得意だけれど、言葉で臨機応変にやりとりしたり、書いたりすることは苦手だという内容をたとえ話を入れながら話しました。
英語を勉強している日本人が、リスニングや文法はわかっても、ネイティブのように咄嗟にスピーキングで返せなかったり、思ったようにライティングで書けないように、インプットは得意でもアウトプットが思うようにいかない、そんな感覚で24時間365日を過ごしているような状態です、と伝えました。
感覚過敏の話も、目が悪い人が眼鏡をするように、音で耳が痛くなったりざわざわした感じに耐えられなくなるのでイヤマフをしています。音楽を聴いてるように見えるけど、音を小さくしてくれるノイズキャンセラーのような役割をしています、と。
(クラスの子どもたちには担任の先生から同じ話をすでに伝えてもらってました)
もちろん、ダメなことはダメ、言えないからと言って手が出たりした時は教えてください、ということは伝えつつ、もしかしたら困っていて返事ができないこともあるかもしれないので、お子さんたちにそうお話してもらえるとありがたいです、とお願いさせてもらいました。
本当にありがたいことに皆さん、うなずきながら熱心に温かく聞いてくださいました。
普通級の担任の先生がその後で、学級でのあっくん含めたみんなの様子をお話してくださったんですが、もう私は涙がこらえきれず…
国語や算数で支援級に行く時、「行ってきます」と挨拶をして行って、帰ってきたら「ただいま」と言うんですが、クラスの子どもたちはとてもよく理解してくれて、あっくんを送り出し迎えてくれていること、言葉で言えず少し乱暴になった時もあっくんはちゃんとダメだったことをわかってごめんなさいをして仲直りできていること、他の子もそんなときがあるからお互い様で優しく助け合えていること。暗黙の了解が難しいところがあるあっくんの状態を普通級の先生もとてもよく理解してくださっていました。
私が話をする前から、保護者の方の中にも、子どもからクラスに支援の必要な子がいる話を聞いたから、家でどんな風な伝え方をすればいいか、とわざわざ先生に尋ねてくださった方が複数いたようです

そして懇談が終わった後、何人かの保護者の方が個別に声をかけてくださりました。
「あっくんとお隣の席になった」って嬉しそうに家で言ってましたー!と教えてくださったお母さん。
支援のボランティア経験のあるお父さんが、お子さんに「とっても頑張ってる子なんだよ」と伝えてくださったようで、そのお子さんが「じゃあ僕が守ってあげないとね」って使命に燃えてるんです、と言ってくださったり。
支援学校の先生をされてるお母さんもたまたまクラスにいらっしゃり、何もできないかもしれないけどいつでも言ってくださいね!と声をかけてくださったり。
そして先生たちもあっくんに愛情を持って時には厳しく時には優しく接してくださっているおかげで、授業によっては普通級で支援の先生なしで過ごせる時間も出てきているようです

周りが温かく優しいから、あっくんも頑張れるのだと思います

不思議といつも周りに恵まれるあっくん。
保育園でもいつもそうでした。子どもたちみんな本当に優しくて、でもやってあげてる、ではなくお友達として寄り添ってくれてる感じが私はとても嬉しかったのです。
今日はあっくんを連れてだいちゃんのお迎えに行った時に、あっくんの同級生が何人かお母さんたちと遊びに来てて、1ヶ月ぶりに同級生に再会しました。あっくんがみんなと、先月までと変わらない空気感で抱き合ったり嬉しそうに笑ってるのを見て、あぁ帰る場所があるってこういうことなのかなと思いました

保育園の先生に言われたことがあります。
確かに不安な時やできない時にぎゃーってなったりすることはあるけど、あっくん優しくて素直だから、みんなあっくんのことが大好きなんです。私たちも子どもたちもいつもあっくんからいろんなことを教えてもらってるんです、って。
それまでいつも周りを気にして、迷惑かけてないかなと謝ってばかりいた私にとって、その言葉がどれだけありがたかったか…
私もあっくんを通して、人の温かさというものを教えてもらってるのだと思います

これからもいろいろ大変なこともあると思います。もう少し大きくなったら私の目も届かなくなり、自分で乗り越えないといけないことも増えるでしょう

だけど、そんな時も、根拠なんか何もないけれど、あっくんなら周りの助けを借りながらやっていけるような気が今日ふとしました
←親バカすみませんw

小学校に入り、今まで言えなかったヘルプができるようになっているあっくん。
何が嫌でやりたくないのか、困っているのか、伝えられるようになり、頑張るときと休憩するとき、メリハリつけながら立派に小学生やってます

通学路の途中から、振り返りもせず一目散に門に向かって走っていく我が子を見ながら、たくましくなったことに嬉しさと少しのさみしさを感じる母なのでした

さぁ、母も頑張るぞー

(あっくん6歳3ヶ月)
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