彼が話はじめたなれそめ。
知らない土地でたった1人で仕事をしてた彼。友人を作るべく趣味をふやしていった彼。そこで地元と移住してきた人で構成された仲間に入ってみる。その中にいたのが彼女。

彼女の悩みを聞いてるうちに、知らない土地の寂しさもあってなんとなく付き合うことに。

しかし、彼女の束縛の強さや起伏の激しさについていけなくなってすぐに別れてしまったと。

別れてすぐに彼女は震えがとまらなくなったり、眠れなくなったりと病気を発症。
さらに、移住組のふたり。寂しさと暇もあって何だかんだ週末に会っていて、体の関係もあった。病気に対しての責任もあった。

けれど、このままの関係でいいのか?と悩み、もうやめようと話し合いをした際、彼女から言われた言葉。『私はこのままの関係で全然気にならないよ。いいんだよ。』彼の中で悩んでいた問題がすっきりし、単なる割り切った関係として関係は続いていた。

でも、彼はずっとこんな状態から抜け出したくて、本当にいる運命の相手を探したくてもがいていた。

この関係にも疑問はあったけど、彼女の自傷癖もあって言いだせないまま。そんな彼女と過ごすことによって、どんどん病みが深刻になる彼。

で、今に至っていると。
付き合う前の段階で彼は色々告白してきた。

Kとは毎週末のように会っていること。別れてからも体の関係が続いていること。そこに気持ちはないけれど、彼女の不安定や自殺未遂が怖くて脅迫観念に苛まれてしかたなく関係をもっていること。

すべてを聞いた後、今遠くにいる私にはあまりにも出来ることが少ない。と痛感してしまって、何も言えなかった。

彼は言った。
あやかとの事がなくても、もう、終わりにするつもりだったんだ。でも、いきなりだと彼女がおかしくなるから・・・。つらいけど、少しずつ離れていく。一度は大切に思った人だから。ごめん。

私は、不思議とショックより誠実に伝えてくれた事に安心し、彼の言葉を呑んだ。
しかたないよ。私との事が始まる前からの事だし。いつまでに問題を解決するか考えて一緒に頑張ろう。

それ以降、彼はKとの馴れ初めや別れの理由、今の状態を少しずつ話はじめた。
旦那さまの浮気がばれたのはちょうど去年の3月。

あれから1年。
私たち夫婦の溝は今だに深い。

少しずつここで吐き出して整理できたらいいな。

そもそも、私たち夫婦が始まったのも去年の1月の話。今まで仲のいい友人でしかなかった私たち。突然のプロポーズとキスがきっかけで、急速に距離が縮まる。

でも、当時彼は仕事で九州にいたし、さらに仕事のストレス等で薬を大量接種しなくてはいけないほど病んでいた。とうてい、結婚するなんて考えられなかった。

そして、もう一つ明かされた元カノKの存在。
彼いわく、自殺未遂を繰り返す彼女未満のセフレ。
別れた後に病気になってしまった事に責任を感じた彼はズルズル関係を続けたままでいると。でも、こんな関係はイヤだけど自殺未遂されたり、はたまた自分に矛先が向いても怖いと。

後にわかることだけど、ころは事実と保身が混ざっている話だった。
彼女の存在は彼の病みが終わらない大きな理由になっているんだ。と当時の私は信じていた。