社会人になって何年も経っていますが、1年平均で100万円貯められたら上出来だと思います。

 

数十年前ですが、新卒入社、金融機関でも初任給は17万円前後だったのではないかと記憶しています。例えそのくらいでも家賃がなければ、ボーナスを加味すれば1年で100万円の貯金をするのは不可能ではありません。

 

人生順調にいく時期もあればいかない時期もあります。凸凹はあっても1年平均で100万円貯められた計算であれば上出来でしょう。30歳前後で1,000万円、40歳前後で2,000万円、50歳前後で3,000万円、60歳前後で4,000万円貯められば合格です。

 

貯金というのを純資産と考えてもよいでしょうが、また、収入の多寡はありますが、どれだけ貯金できるかは住宅と、固定費と、車です。住宅については、賃貸住宅であれば出ていくだけで何にもならない家賃をどれだけ払わないかです。固定費であれば、新聞代、電話代、水光熱費、これをどれだけ使わないか、削減できるかです。車であればこれを持たなければ、駐車料金、車両費、維持費、ガソリン代、税金いろいろなものを払わなくて済みます。

 

お金の計算以外にも大事なのは、心です。どれだけ少ない消費で幸せを最大限にできるか、これは心がなす業です。ファイナンシャル・プランニングの半分は心なのです。