闇の中で風に揺れている

緑の葉は雄々しく

色とりどりの花はしおらしく

 

闇はどこまでも続く

灯りは見当たらない

いつ抜け出せるのか

 

金もいらなきゃ名も要らぬ

そう嘯く自分がいる

金も名誉も欲しいくせに

 

何かを書きたい

何かを残したい

命は限りがある

 

畏友らがいる

読者になってくれる

彼らのために書こう

 

真夜中のチューリップは揺れている

いや揺れているのは自分かもしれない

心が定まらない

 

夜が明けたらみどりの風に当たりたい

愛の古巣へ帰りたい

友愛の古巣、家族愛の古巣、人間愛の古巣へ