目覚めたら蛹になっていた
體はすべて溶け、内臓は何一つない
外皮は硬く、粘着質の糸で寝床に固定されている
腹も減らない
トイレに行きたいとも感じない
だが、動けないのは困る
どうやって仕事に行こうか
ブログだって更新できない
119番に電話した方がいいのだろうか
でも、スマホさえ手に取ることができない
今、何時だろうか
目覚めてからどれぐらい時が経つのだろうか
ま、いいさ
なるようにしかならない
こんな体験は誰でもするワケじゃないと思う
いつか、この体験を小説か、俳句や川柳にしてやる
待てよ、どう考えてもカフカの変身のパクリじゃないか
知るか、窃書は文化人の常だ
阿Qもそう言っている
魯迅もきっと同じ考えだ
でも、ヘミングウェイはどう思うだろうか
そもそも何で蛹になっちまったんだろうか
きっと食べ物が良くなかったんだろう
子規も漱石も食べ物が良くなくて早死にしている
JYパークは長生きするだろうか
彼は蛹になったことはないのかな
NiziUのみんなはどうだろうか
トップアーティストとして開花する直前、蝶のように羽ばたく前夜は蛹にならなかっただろうか
ブレーク前夜、みんなきっと蛹になってから羽ばたくと思う
日本の夜明けは近いぜよ