マイクロバスに乗り、火葬場に向かい


拾骨して、また斎場に戻り父を弔って最後の会食を行う。


結局平日なのに、50人も火葬場まで来てくれた。




父の思い出話に花を添えて・・・


お酌をしながら、父にまつわる思い出話を聞く。



仕事関係者、野球部の皆さんから聞く父の話は


やっぱり男らしく、かっこいい。


もっと、そんな父を知った上で、一緒にいたかったし


昔みたいに、会社や野球部の旅行にも参加したかった。



色んな父を見たかったし


もっと、一緒にいれたら、見れたのかなって後悔はしてしまう。


でも、親孝行こそ満足に出来たなんて思ってはいないけど



お父さんの傍に1ヶ月付きっ切りで一緒に居れて本当によかった。


許可してくれた、社長には、感謝してもしきれない。


ありがとうございました。



・・・でも、私が福岡から帰って来て本当にちょうど1ヶ月。


最初から1ヶ月休み取ったからって言ってあったから


その期限を守って旅立ったのかなぁ・・・


父の亡くなった日は27日。


父の野球の背番号も27番


父の乗っていた車の番号も27番



・・・なんだかなぁ・・・



そんなにキッチリしなくてもよかったのにね・・・


親戚から、


「孫抱かせてやらないで・・・」


なんて言われて、私達も形見が狭いけど


結婚してたら、付きっ切りで看病なんて出来なかったし


それはそれで、良かったと思っている。



お父さんは、いつでもどこでも、私達を見守ってくれているから


いつか、その日が来たらちゃんと報告しに行く!


・・・でも、ごめんね。




お父さんと天国で会うにはまだまだ遠いと思うけど


お父さんがいるって思うといつか天国に行く日が楽しみになるかも。


でも、まだまだ、やりたい事いっぱいあるから


人生まっとうしたって思えるまで、守って下さい。




・・・それにしても、沢山の人に頭を下げて


気を使って、クタクタでした。


お父さんを連れて5人でおうちに帰ってゆっくりしよっ。