>この道はきびしき道ぞ 先人も男泣きしてひとり行きけり<(読み人知らず)
これは都々逸ではない、短歌である。昔の雑誌で加藤諦三という
早稲田の先生のエッセイの中にあったものです。どんな人であろうと
迷わず人生を送るものはいないでしょう。
迷ったときどうするか、節目節目で人とは迷うものです。他人は頼りに
なりません。最後はひとりで決断しなければならないのです。我身が
可愛いものですが卑怯にならず最良の方法を考え抜いたらたとえ
自分にとって不利になろうと男泣きしながら歩まなければならない。
先人もそうしてきたんだという応援歌のように聞こえませんか。