第1回【話し方を変えるより、気持ちを変えたほうが早い!】
第2回【第一声の出し方】
第3回【声を出す方向】

につづいて今回は
【語尾が話し方の印象を左右する!】
です。


先日、相撲界の高見盛関が引退会見を見ていたら
文の最後まできちんときれいに話されることにビックリしました。

お相撲さんは現役時代は、ちょっと聞き取りにくい声で時には早口で、
パラパラ、パラパラ、と単語で言葉をまとめて話す方が多いのですが、
高見盛関は、スピードが安定してしかも最後まできれいな敬語で話されるのでとっても知的な感じがします。

一時期、○○でぇ~、○○とかぁ~、といった
女子高生のような話し方が気になるとかなり話題になりましたが、
語尾の使い方で話題になったのはせいぜいそれくらいですよね。

実は、どんなに話し始めや話の途中、話の中身に気を使っても、
語尾だけで、その方の育ちや知的さ,
性格や心情がかなり現れるのです。

例えば、自信のない時は語尾が聞こえない。
怒っている時や気の強い人は語尾が強い。
お上品な方は語尾がていねい。
語尾の母音が二つ混ざる人は昔ヤンチャしていた人(が多い)。

といった感じ。
なのにあまり語尾に気を付ける方は多くないように思います。

日本語は特に最後まで聞かないとYESかNOかわからないと言われています。
それに加えてさらに相手に与える印象に影響するのです。

もっともっと語尾に気を付けると良いのではないでしょうか?

仕事がバリバリできる人の語尾の言い方。
おだやかな性格な人の語尾の言い方。
知的に感じられる語尾の言い方。

それぞれの言い方は使い分けるができます。


ナレーション、という私の仕事は、そんなふうに、
全ての一音一音に気をつけ、最後の最後の一音まで、
聴く人にどう感じてもらいたいか、
に合わせて発音を言い分ける、
そんなことにこだわって話す仕事です。

皆さんも、最後の一音をどう話すか。
ちょっとこだわってみてはいかがでしょう?

ではまた~♪

七色の声のナレーター・話し方デザイナー 梶田香織


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