楽器を演奏する、隣室。
端的に云う。
うるさい。
にゃー。
耳に。
気持ちに。
うるさい。
巧みさが、まだまだだってこと。
隣室の。
楽器の腕が。
ほんま。
腕というよりも。
私の歌の場合と同じで。
もちろん、拙い。
その理由として、感情の込め方にあると思う。
込め方というと意図的であるように思われるだろうけど。
違う。
全部が出る。
感情。
人柄。
思考。
気分。
心理。
それらが、及んでないということ。
楽器は、大概、音色を出すのが大変で。
電子鍵盤楽器は、楽だ。
とは云え、弾けば、やっぱり巧拙が出るから。同じ。
歌も楽器も。
聴いてる者が「うるさい」と思ううちは、まだまだだってこと。
静かに思いを眺めていたい時には。
とくに。
それが顕著に感じられる。