彼を待つ、夜の、闇に。明かり。
 
柔らかな、蛍光灯の、彼が選んだ穏やかな色。
 
ふと手を見ると、青く、血管が浮き出ていて、彼女のころと、私の、年数の差を、感じるのだった。
 
「思ったより、長く生きてるなー」
 
なんて。
 
だって。
 
ノストラダムスの予言って、あったもんねー。
 
んー・・・・・・。
 
辺りを、ぐるりと見渡して。
 
いまも、なにかしら予言って、あるのだろうなぁ・・・・・・。
 
ぼんやりと思いながら。
 
なんだか眠たくなってきた。