5/9マチネ、5/31を観てきました。
星担なのに2回しか観ないとは…ショボーン
(単にチケットの手配が
うまくいかなかっただけですが)



紅さん綺咲さんトップお披露目公演で
宝塚の宝物である作品で…と
いろいろ話題には事欠かない訳ですが
良い出来だったとは言えないかも…。

星担なので
新トップコンビのことは応援してますし
ふたりとも成長してるのはわかるのですが
「アレでいいのか」感は否めない。

紅さん。
パーシーとグラパン、
紅はこべとして命がけで暗躍する面と
遊び人の貴族の顏。
感情の揺れ、台詞の言い回し、歌声。
なんかすべてに
メリハリがないと言いますか…。
役作りとしてのメリハリは
付けすぎると別人に見えてしまうことも
あり得るので
ああいう作り方なのかな、と
思わなくもないですが
あれ…貴族には見えませんよ。

紅さんの親しみやすさは
個性のひとつだと思いますし
トップスターのインタビューで
「私は変わらない」みたいなことを
話してましたが
あの親しみやすさは今のところ
内輪ウケにしかなってない気がします…。

そして、そこが一番目立つところなのも
どうなのかな、と。
宝塚は正直残念な脚本が結構あります。
柚希礼音さんや北翔海莉さんは
その残念さを力でねじ伏せる事ができる
スターでした。
ふたりとも
技術も男役も本当に洗練されていて
その上に
可愛さや色気や面白さがあったからこそ
たとえある程度好きなようにやったとしても
完成度の高い舞台になっていたのだと
思います。
紅さんの親しみやすさだけでは
そういうことは無理でしょう…。

紅さんの良さは繊細さだと思います。
傷ついた表情などは
胸を打つものがあります。
ダンスやスマートな動きはもう
身につかないでしょうし
歌も良くなってきてますが
歌ウマにはなれないと思うので
もっと周りの意見を聞いて
自分を見つめて
演技力を磨いて、
丁寧に舞台をつとめていただきたいと
切に願います…。
(じゃないとベルリンは
本当にヤバいと思う…ガーン


ちょっと疲れてきたので今回はここまで。
続きを書くかはわかりませんがもぐもぐ





昨日大千秋楽を迎えた、
美弥るりかさん初の単独主演公演
「瑠璃色の刻」。
赤坂公演の半ばと千秋楽を観てきました。

まーーーーーーーとにかく
舞台の端から端まで美しくて
舞台の端から端まで上手い。
一言台詞の下級生までセリフが上手くて
他組ではトップスターのセリフも
聞き取れなかったりするのに
月組はすごいなあと。
ちょっとの役の生徒でも
「あ、この人歌もダンスも上手い人だ」
って印象の人が多くて
月組の底力を感じると共に
きっと厳しい組なんだろうなあ
なんて思ったり。

それだけに本当に脚本が残念で。
美弥さん海乃美月さんが大好きなのに
2人の演技力があっても印象が薄い…。
2人の演技で一番良かったのは
モリエールのセリフを言うシーンで
あの時の美弥さんが一番色っぽかったし
うみちゃんは可愛かった。
モリエールは偉大だ…。


たぶん
ロベスピエールの演説シーン
バスティーユ
アントワネットの絶唱などなど
「こう演出したい!」という
明確なイメージが原田くんの中にあって
そういうところは見せ場として成立してる。
でもあとは組子の使い方や
上演時間内にまとめることや
その他の条件(締め切りとか)に
追われてるのか(知らないけど)
推敲できてない感しかなかった。

そもそも人間を描くのが苦手なんでしょう。
原田くん的にはすごーーーく考えていても
上辺だけなぞることになってしまってる。
そして萌えを描くのも苦手なんでしょうw
シモンとジャックの関係も
幼なじみ3人の関係も
うまく表現できてなかった。
シャンボール城に忍び込んで
お宝に興奮するシモンとジャックは
可愛かったじゃないですか?
あれが萌えですよ!
この際ストーリーは「何だこれ」でも
原田くんが登場人物のことを
ちゃんとわかっていれば
もっと美弥さんシモンが印象的になったはず。

何でこんなこと言ってるかというと
私が漫画を描く中で
さんざん言われてきたことだからw
美しいものが大好きで
部分的に盛り上がる演出を思いつく、
でも大切なのは
人間性、人間関係をどう描くかということ。
現在見えてる原田くんの特徴に
すごく共感というか親近感を持ちまして
瑠璃色を観て私も反省しました。

瑠璃色の世界観は好きだったし
原田くんはバレエもお好きなんですね、
そこも親近感。
だからどうにかして
弱点を克服してほしいと思います。
もうショー作家でいいじゃないと
脚本家としての見切りをつけたかのような
意見も見かけましたが
私は(もし私の見立てが正しければ)
気持ちがわかるだけに
脚本家としての彼をしばらく見守りたい。



星組大劇場公演の脚本演出が控えていますが
不安もありますが
東京で待っております。
原田先生頑張って!





 
月雲、星逢を観て、演出家上田久美子さんの
頭の良さや演出の美しさには感心するものの、
もしかしたら苦手かもしれないという気持ちがずっとありまして。
今回「金砂」を観て、やっぱり苦手だった…。
復讐とか共感できなくてめんどくさい。
月雲も復讐する後半は苦手だった。
復讐という展開がそもそも好きじゃないのに
観劇に疲れてきた後半で起きるから飽きて仕方ない…。
ただこれは末端ヅカファンの個人的意見で
単に久美子さん脚本と私が合わないだけだと思う。
 
まいてぃの出番が少なすぎて怒ってるとかじゃないです。
いや、怒ってるけど。
盗賊役にするにしても、
じゅりあ様の弟じゃなくて彼氏とかにしたほうが
役が掘り下げられそうだと思うんだけどな~。
じゅりあ様にしたって、ギィより年上で
ちょっとギィに恋心があって
でも7年過ごしても何もない…みたいなの
どうかと思う。適齢期すぎちゃってるじゃん。
王様お妃様に比べると盗賊役の作りの浅いことよ…。
 
ギィも、なんであんなに誇り高いのか意味が分からん。
生まれて早々に奴隷になってんでしょ?
虐げられるの当たり前の生活してて
「なんであいつはお礼を言わないんだ?」
とかいう不満持つとは思えないw
復讐心も唐突っていうか…。
10歳くらいまで王子として育ってきたけど
国を襲われて奴隷になり下がった、とかなら
気位が高いとか復讐したいと思うとかは有り得るけど…。
お妃様の本当の子というのを知るのはあの場面でもいいけど
実はあなたは高貴な生まれなんですよ~みたいなことを
誰かから聞かされて、
それで自分の立場に不満を持ってたとかのほうが
納得できるな~なんて。
 
そんな久美子さん評の私ではありますが
花乃まりあさんにアテガキした役がタルハーミネだったことは
素晴らしいと思いました。
花乃さんのファンでもなんでもないですが
カリスタ、新源氏、ミーマイで
「これが花乃まりあ!」という役に
出会えた気がしてなかったので
(サリーは良かったですが、再演なので)
是非アテガキで何か…と思っておりました。
タルハーミネに共感とか一切ないですが
面白いキャラクターでしたし
花乃さんにしかできない役だったと思います。
そこは良かったな。
(それにつけても風ちゃんの最後のヒロインがアレって
 ますます納得いかないわあとも思ったけど)
 
花乃さん、色々あって大変だったと思うけど
有終の美と言えるサヨナラ公演だったのではないでしょうか。
ご卒業おめでとうございます。
 
 

 

大好きな北翔海莉さん妃海風さんのサヨナラ公演ということで

輝けるタカラジェンヌとしてのお姿を目に焼き付けようと

今までにないほど通いました。(でも2ケタ観劇ではないですw)

 

サヨナラ公演作品としていろんなことが盛り込まれ

制作側の熱意も感じられる良い公演だったと思いますが

個人的には毎回泣くほどでもなかったのが実際のところでした。

サヨナラ公演にケチ付けるのも本意ではないのですが

書かないと私の時間も進まないので書きます。

以下は人によっては腹立たしい内容かもしれませんので

自己責任でお願いします。

 

 

 

 

 

 

吹優をもっとちゃんと描いてよ!!

(あと愛奈姫も)

 

 

風ちゃんの役にしては出番が少ないとか言う以前に

なんだあの役の薄っぺらさは。

 

まずね、おかしいでしょ、桐野との関係が。

ヒサという、美人で気も利いて男性を立てつつ芯の強さも感じさせる

よくできた妻がいながら、桐野が吹優に抱いてる気持ち、

初恋ですか???プラトニックですか?????

性愛のほうがまだ理解できるわ。

 

桐野、吹優のお父さんを殺してるわけです。

お父さんだけじゃない、友達も仲間もです。

冷静に考えて、吹優に許してもらえるわけないじゃないですか。

桐野が何人死んだって許してもらえるようなことじゃない。

だったら、いくら吹優が可愛くても、罪を償いたいと思っても

せいぜい遠くから見守るくらいしかできることなんてないです。

デレデレ甘えさせてもらうような付き合いをするなんておかしい。

周りの人間がその状況を許してるのも変です。

桐野はなんで吹優のそばにいるの?

許してって台詞あるけど、許されるわけないだろーが!!!

吹優からひとかたならない愛情を示されたからって

何を簡単に事実をペラってんの?

嘘を突き通す覚悟もないのに吹優に近づくなと言いたい。

 

 

そして吹優さん。

桐野が指を二本失くしたのは

自分を身を挺して庇ってくれたからってことだけで、

桐野を許す気持ちになるか???

吹優が言ってるように、桐野は自分にとって、

敵で、敵であることを黙って自分に近づいてきてて、

自分も好意を持ってしまっていた、騙された、そんな相手です。

ドクターたちに真実を知らされたからって、

桐野に謝ろうと思うかしら?

吹優が記憶を取り戻したかどうかは描かれていませんが

会津を守ろうと闘っていた誇り高い武家娘が

桐野を許す気持ちになるかしら???

尊敬する以上の気持ちを持っていた自分を

許せないくらいの気持ちなるんじゃないのかなあ…。

 

記憶を失くしてからの桐野との関係、

医学を学んだことで敵がどうのとかいう考えを持たない、

それらが桐野を許す吹優を作ったのであるなら

そこを描いてほしかったと思う。

 

 

今まで、大海賊にしろガイズにしろこうもりにしろ

みちふうの演技力で、ほぼ力技で、

恋愛模様を観客に納得させるものに仕上げてきていたけど

どの話も「物語」と受け止めて

あちこちに感じるリアリティのなさも受け入れていたからであって、

桜華のようなリアルな、

しかも桐野自身も恋愛面以外ではキャラブレもなく

薩摩人としてその生きざまに心打たれる人間に描けているだけに

桐野と吹優の関係だけが浮いて浮いて、

みちふうの力量を持ってしても、無理があったなあと。

本当に残念に思います。

 

 

 

 

吹優さんに比べれば、そんなに興味もないけど

愛奈姫もな…。

永輝が大切に大切に大切に思っているけど

愛奈姫はそこまででもないよねっていうw

会津のお姫様が街娼に身を落としてるのはもう、

会津人・姫としてのプライドより

自分が生きていくことを優先したわけですよね。

あの姫様にそうさせることになった戊辰戦争の敵が憎いと

永輝は思ってるんでしょうが

愛奈姫は何よりも生きることを優先している。

姫として生きられなくても、街娼としての自分を永輝に見られても

自害することもないわけで。

作り方によっては、

どう生きていくか選択するような意思を持たない、

生きるか死ぬかも自分では決められない、

ただ流されるまま今に至る、そういうキャラにもなり得ますが

中の人の個性と相まって、すごく生命力の強い人に見える。

面白いキャラだと思うけど、永輝とのズレがありすぎw

それだけに永輝が可哀想ではありましたが。

 

 

 

 

初めての生ミーマイ、Aパターンを観てきました。

久々に花組を見て思ったのは、
私ってみりかのに興味ないんだなってことw

主役ふたりに興味がない状態でミーマイを観ると
感情移入しないので
話の強引さとか、登場人物の人間像が
ある意味くっきり見えた気がしました。

ビルもサリーもヘアフォード家とは階級が違うことは
自分たちもわかっているのに、
初めて足を踏み入れた大きなお屋敷で
好き放題に振る舞うことにまず違和感。
普通は委縮すると思うんですがね。
その態度から私はもうふたりを好きになれなかった。

ビルがなあ。特に好きじゃない。
サリーにそんなに夢中にも見えなかった。
普通にヘアフォード家に馴染んでいってるようだったな~。
だから、洗練されていく恋人に自分はふさわしくない、
とサリーが思ったのはよくわかりました。

マリアの考えも理解してるし、自分の立場もわかってるし、
サリーはちゃんと状況を把握することができる子なんですね。
そう考えると、初ヘアフォード家ではしゃいでたのは
ビルに合わせてたからかな?って思えますね。うん。
他人のやり方を受け入れられる柔軟性のある子なんでしょう。

こうやって考えてみても、やっぱりビルは好きじゃないなw

そして、あんまり笑えない。
音楽が良いので楽しいのは楽しいんだけど、
ビルの冗談にしてもみりおさんのアドリブにしても
面白みを感じることができませんでした。
コメディエンヌではないんでしょうな。


そんなわけでミーマイ、好きな役者が出てなかったら
別に観に行かなくてもいっか☆という印象でしたね。
でもBパターンも行きます。



個別に。好きなキャストを。

瀬戸かずや/ランべスキング、仲買人
仲買人の色気がハンパなくて異彩を放ってました。
ダメ…あれはダメ…(瀕死)

鳳真由/パーチェスター
パーチェスターって性格的にはよくわからない人なんですね。
演じる人は大変だ。
まよさんパーチェスターは調子が良くて天然で可愛かったです。

鳳月杏/ランべスクィーン、仲買人
絶対ランべスの人じゃないだろ!!!というゴージャスさ。
ジャッキーが楽しみです。

芹香斗亜/ジョン卿
それなりに重厚感があり、優しそうでした。
キキちゃんには毎回好感持てます。

水美舞斗/ジェラルド
育ちの良いお坊ちゃん。表情豊かで可愛かった。
セリフも歌もはっきり聞こえますし好きです。
好きです。(二回言いました)