幼児教室で時々
「できない」と「やらない」ではどちらが良いか
尋ねることがあります。
子供には違いがよくわからないようですが
「できない」というのはやらなければわからないので
「できない」ほうが良いと教えています。
やりもしないで「できない」と言ってはいけないのです。

最近はやるまえから「できない」と言う子が多いです。
おそらく失敗が怖いのでしょう。
失敗を恐れる理由はいろいろでしょうが
頑張ってやったら失敗して怒られた
という経験が一番悲しいと思います。
怒ったつもりはなくても
「どうしてできないの?」と責められると悲しいのです。

失敗しない人なんていません。
「どうしてやらないの?」は聞いてもよいですが
「どうしてできないの?」とは聞かずに
なぜできなかったか一緒に考えましょう。
どうしたらできるか一緒に考えましょう。

まずはやってみなければできるかできないかわかりません。
他の子と比べるのも意味がありません。
結果だけで叱ったりしないでください。

「間違えてもいいんだよ」
幼児教室でもピアノ教室でもしょっちゅう言ってます。

わが子をおおらかに見守るということが
とても忍耐のいることなのは
わたしも身に沁みてわかっていますけれどね・・・・


空を飛べる?できるかな?