民進党の岡田代表が「東日本大震災のときはすぐに激甚災害に指定したのに、なぜこれだけ時間がかかっているのか分からない」と述べ、政府の激甚災害への指定が遅れていると批判しました。
つまり激甚指定が遅いと救助や支援も遅れるとの認識のようです。
これに対し、河野太郎氏の説明
「激甚災害指定と災害救助法の指定に関しての誤解があるようです。
災害救助法の指定を受けると避難所、応急仮設住宅の設置、食品、飲料水の給与、
医療、被災者の救出などにかかる費用について市町村の負担がなくなります。
熊本県内は指定済みです。
これに対し激甚指定は復旧工事への国庫補助の嵩上げです。 」
すでに救助や支援は最速で行っており、この公費負担をするかどうかが激甚指定なだけ、
これはあとから支払われるので、遅れても支援や救助が遅れるということにはなりません。
それらしい言葉を使い、政権批判をするとは勉強不足も甚だしいですね。