今日は、オレが思う音楽の著作権について書こうと思いやす。
著作権とは簡単にいうと、アーティストが自分らのつくった楽曲を独占する権利の事で、要はアーティストの許可なしに勝手に人の楽曲を販売したりしちゃいけないよっていう決まり。確かに本人の知らないトコで自分の楽曲を勝手に営利目的で売られたりしたらムカつくことだし、一見まともに聞こえるようだけど、まぁそれには色々と納得いかない部分があったりもするんですねー。
例えば、HIP-HOPリスナーなら当たり前のように聴いてるMIX CD。USじゃ普通に新譜が出る度バンバン出してるけど、日本のHIP-HOPのMIX CDが少ないのは、そういう問題でレコード会社同士の絡みとかが色々と面倒であんま出ないんだとオレは思います。MIX CDっていろんな曲が入ってるから便利だし、オレもつい何枚も買うんだよね。やっぱそれ聴いてこの曲いいなって思えばそこからそのアーティストのアルバム買ったりするし、宣伝効果としてもかなり意味を成してると思う。
USのアーティストも、新譜を出せばそのレコードをDJに渡して、MIX CDに入れるなり、クラブでかけるなりしてもらえば宣伝になるから当たり前のようにやってる事なんだけど、実際はMIX CDもそういう著作権の問題で取り締まられるらしい。
去年かおととしにそういうドキュメンタリーの映画があって、実際DJ Kayslayなどがバレないよう自分の名前を変えてMIX CDをつくってたらしい。
楽曲作り手のアーティストだってそれで宣伝になるワケだし、別にいーじゃん?って思いませんか?
日本でも去年かな?音楽バーかなんかで人の楽曲をピアノ演奏してたら摘発されたって事件がありました。確かその店は個人経営の小さな店。オーナーのおじさんは、「そんな事知らなかった。ただ音楽を楽しんでもらおうとやっていた‥。」みたいな事を言ってたような気がします。その店のオーナーも知らなかったとはいえ、気の毒だなー。
日本でいうと、○SRAC《日本音楽著作権協会》とかがうるさいらしいね。舞台など音楽を使う所は結構うるさく言われるらしく、ぶっちゃけウザイと知り合いに聞いた事もあります。
(ルール、法律だから守らなきゃいけない。従うことがまっとうだ。)オレは正直一概に全部が全部そうだとは思わないんですよ。法律なんて、全てが正しいワケじゃないでしょ?時と場合によって、融通を効かさなきゃダメじゃね?って思うこと多々あるし。まぁ確かに皆がルールを守らなきゃメチャクチャになるってのもわかるんだけど。。。オレの知らないトコでもそういう事件ってたくさん起こってると思うし、ちょっとこの店のオーナーの人は可哀相だなって思いました。

日本の音楽も色々規制とか厳しそうだしねー。その著作権にしろ、歌詞とかにしろ。オレはメジャーレコード会社からCD出したりしてないから詳しいこともよくわかんないんだけど、HIP-HOPって社会の概念を壊すモンだと思うしさ。JAY-Zみたく「F#*K BUSH」とか歌詞で言ってくれる方が気持ちいいな(笑)。

話は反れたけど、HIP-HOPにとって音楽著作権協会は厄介な存在だと正直思います(笑)。アイツらも違反したヤツらからふんだくった金で食ってるワケだから必死で調査してくるだろうし。
何年か前にも、輸入盤が禁止になるかもって話あったよな。洋楽などでも、国内盤の売り上げを伸ばそうと輸入盤を禁止しようみたいな。そんな事されたらロクにレコードも入ってこなくなるだろーし。結局その件は某CD屋が猛抗議して可決されなかったって話だったけど。。。

日本でもBOOTでいいからMIX CDバンバン出ないかなー。その方が、日本のHIP-HOP活性化になると思うっしょ!?