昭仁))
久々の2人がオフの昼下がり。
ソファの背もたれに体を預けてお昼寝中の昭仁くん。
甘えたいんだけどなぁ…
つんつん…
全然起きない。
つんつん…
もー。
つんつん…
「もういいです。」
膝の上に座っちゃえ。
『んん…』
起きた?
『なんしよんよ…』
目を開ければ私の顔と向かい合っている。
不機嫌そうな顔をしながらも優しい声で、私の頭を撫でてくる。
「会えるの久しぶりだから…」
『甘えたーいの?』
甘えたーいのはあなたじゃないですか、と言わせたいのかってくらい甘えた声で昭仁が言う。
「甘えたーいよ?」
『ふーん?ちゅーする?』
こくんと小さく頷く。
『かあわいっ』
ちゅっ
「んーん」
一回だけ?
『しょうがないのぉ』
ちゅ
「満足!」
”じゃあ”と立ち上がる。
本当はまだ足りないんだけど。
『ちょっ』
後ろから腕を引かれる。
気付いたらまた彼の腕の中。
『○○さーん?本当に満足ですか?』
顔が見えないからニヤニヤしながら”うん”と答える。
『わしがまだなんよ!』
またさっきの体制に戻る。
向かい合うからキスがしやすくなっちゃった。
ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ…
「ちょっ…ん」
『もう黙って』
ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ…
「も!」
『じゃけぇ黙れって』
ギュ。
『!?//』
「大好き。」
昭仁が体を離す。
『可愛いすぎるけぇ』
「ひゃっ」
こんどは私が昭仁の下になって。
キスの雨はしばらく止まないみたい…