小説のように、いつか会えたら -2ページ目

小説のように、いつか会えたら

愛媛県在住の高校2年生女子です
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 昭仁))
久々の2人がオフの昼下がり。

ソファの背もたれに体を預けてお昼寝中の昭仁くん。

甘えたいんだけどなぁ…

つんつん…

全然起きない。

つんつん…

もー。

つんつん…

「もういいです。」

膝の上に座っちゃえ。

『んん…』

起きた?

『なんしよんよ…』

目を開ければ私の顔と向かい合っている。

不機嫌そうな顔をしながらも優しい声で、私の頭を撫でてくる。

「会えるの久しぶりだから…」

『甘えたーいの?』

甘えたーいのはあなたじゃないですか、と言わせたいのかってくらい甘えた声で昭仁が言う。

「甘えたーいよ?」

『ふーん?ちゅーする?』

こくんと小さく頷く。

『かあわいっ』

ちゅっ

「んーん」

一回だけ?

『しょうがないのぉ』

ちゅ

「満足!」

”じゃあ”と立ち上がる。
本当はまだ足りないんだけど。

『ちょっ』

後ろから腕を引かれる。

気付いたらまた彼の腕の中。

『○○さーん?本当に満足ですか?』

顔が見えないからニヤニヤしながら”うん”と答える。

『わしがまだなんよ!』

またさっきの体制に戻る。

向かい合うからキスがしやすくなっちゃった。

ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ…

「ちょっ…ん」

『もう黙って』

ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ…

「も!」

『じゃけぇ黙れって』

ギュ。

『!?//』

「大好き。」

昭仁が体を離す。

『可愛いすぎるけぇ』

「ひゃっ」

こんどは私が昭仁の下になって。

キスの雨はしばらく止まないみたい…