この世界はどこに向かっているのだろうか

もう少し世界が優しければ…何か変わったのだろうか。

 

助けてくれると、受け入れてくれると、味方してくれると、

期待して、期待して、期待して期待することに疲れて

あきらめて、のみこんで、もやもやして

それでもまた期待してを繰り返す。

どうすれば学習するのだろうか…。

 

 

 

第一章

19xx年10月
私がこの世に生まれた
母、父、祖母の4人暮らし。
父は単身赴任。母は専業主婦。
母方の祖母の家で暮らしてた。
私が覚えている記憶は
食卓を囲んでいるときに
父がご飯を皿ごとぶん投げ
中身が飛び散り、皿が割れた記憶。
次に覚えているのは
母が私に怒り
私が二階にいた父に助けを求めに行った
そして母が父に殴られうずくまっている姿。
真っ暗な中で恐怖を感じで泣いた記憶。
外に出て泣いていても誰も助けてくれなかった記憶。
祖母のやめてと言う声。