かなり円が安くなってましたね。
ドル円が116円台に入るとは予想していませんでした。
寝る前はとりあえずドル円は「見」にしておいたのですが、
ここまで変動幅が大きかったのであれば、決断は間違ってなかったと思っています。
基本的に投資というのは、
こういう幅が大きく動く瞬間をバッチリ見抜くことで
お金をグイグイと殖やすものではなくって、
小刻みでもいいからしっかり着実に増やすものだと思っています。
結果として買いを選んで、
どーんと増えたらそれはもちろん嬉しいんですが、
見を選んだときにこういうドラスティックな動きをしていたとしたら、
(まして寝る前のポジ取りということを考えれば)
リスクをしっかり回避できた、ということのほうが大事です。
ドル円はシステムトレードを使ってやっていますが、
「モデルどおりにポジションを取ったらぜったいに損しそうな気がする」時って
時にはあるものなんですよね。
システムトレードは「忠実にモデルどおりにやる!」ことが、
感情を排除できる点でメリットが多いといわれていますが、
どちらかというと、
「ポジションを取りに行く」決断は、モデルが示す情報を
多少疑ってかかるのもいいと思っています。
モデルを構築した時点で、
モデルが「だまし」に遭うシチュエーションがどんなときか、ということも
モデルを作った自分自身が分かっているとしたら…
当然そのシチュエーションを黙殺してまで投資する必要はなくて、
むしろそういうのは回避したほうが良い。
まぁ、手仕舞いのサインだけはモデルに任せたほうが良いですけどね。
さて、
一方の南アランド円ですが、
スワップ目的とはいえかなり円安になりまして、
美味しい差益が生まれていました。
スワップでとろうとしたら3ヶ月くらいかかる差益。
ここはしっかりと確定させておかなければ…。
確定、といっても手仕舞いではなくて、
いわゆる「トレーリングストップ」という手法です。
これならさらに円安が進んだ場合でも利益を稼ぎ続けられますので。
私のように、
南アランド円!って投資対象通貨を固定しているケースは、
できるだけ利益確定はしないほうが有利なんです。
いちどポジションを手仕舞いしてしまうと、
もう一度ポジション取りをしたときにどうしても
スプレッド分だけハンデが生じますからね。
というわけで、ストップ注文をうまく利用していくことが得策だと
考えています。
今日も相場は難しいですね…。
ただ、今日もロングで行って大丈夫だろうと思っています。
(いや、私見ですが)