昨夜の地震凄かったですね。

みんな大丈夫だったですか?

 

コロナの影響で、ホテル暮らしが長くなってきておりますが。

事実は受け入れて前を向いていくしかないわけで。

こんな時でも小さな幸せを集めて前向きに生きていきたいわけです。

それでひとつ前のブログのファスティングなんかもやってみたり。

ファスティングの方は目標設定を「高コレステロールの薬をやめられるまで頑張る」っていうことにして

なんちゃってレベルではあるが続行中でして。

まだ採血していないからわからないんですけど1か月くらいで6キロくらい削れていて

数字上は悪くない方向です。

 

そんなこんなで宇都宮の街をウロウロしていたら奇妙な経験をしました。

街で一番メインとなるオリオン通りというところを歩いていて。

 

ふと横道に目をやると小さなお店の看板が目に入りまして・・・

この象のロゴのカレー屋さんって。

うちらが昔やってたバンドでよく遊びに行ってた渋谷のボルツさんじゃないのよ!

渋谷の本店のボルツさんは気付けばいつの間にか閉店していて

それでも青春時代の思い出になるようなお店も残っているけど

 

この象のロゴは間違いない。渋谷にあったカレー屋さんと同じ!

 

本当に小さなお店でミニ・ボルツという店名。

 

そりゃ行くよ。もう20数年ぶりだもの。

おなか全然減ってないんですけど。

 

カレーのセットを注文。

うちらのバンドは3人編成。

俺以外はいつもこのボルツで辛さを競っていた。

そう!このボルツというお店は辛さが8段階くらい選べる元祖のカレー屋さん(と勝手に思ってる)。

2人とも汗ダラダラになりながら「辛ええ~」といいながらかっこんでたなぁ。

いつも普通の辛さで食べればいいじゃんって思いながら。

 

その後ココイチなんかでも「辛さが選べるカレー」がブームになってるけど、

このボルツがとうの昔からやってることという認識は渋谷からこのお店が消えてもはっきり覚えてる。

 

そして昔と同じように普通の辛さで注文して味わいながら食べた。

 

このお店にいつもたむろっていた理由は俺以外の2人は「辛いカレーが食べれる」っていう理由で

どちらかというと自分はそれに付き合っていた感じだったんだけど

 

どっちかというと2人に「お前らもっと練習しろよ」とか「あのコードはよくない」とか

スタジオでやったことのおさらいとかしてた記憶とかの方が多く、むしろバンドマン同士のわけのわからない会話って

普通のお店ですると「あの人たち頭おかしいんじゃない?」みたいな視線が刺さることも多く

適度に騒がしい渋谷のボルツはもってこいの環境だったんだよなぁ。

 

うげえ、超懐かしい。

そして、あの名残が20数年の時間を経て100キロ以上離れたこの宇都宮で感じることとなるとは・・・。

 

宇都宮のボルツは昔から今まで60代くらいのご夫婦で経営されていたらしく。

渋谷のお店でずっと常連でしたとお伝えすると非常に喜んでくださり

一時期ボルツは10店以上あったようなのですがもう全国で3か所しかないのですとか教えてくださった。

 

また時間ができたら再訪しようと思うのですが。

オリオン通りから横道を一瞥しこの象のロゴを見つけた瞬間。

 

心のずっと奥の方に眠っていた花瓶に水が注がれる瞬間ってこんな感じなんだ!とわかった気がしました!

 

この感動はバンド仲間に伝えたのですが、一番この店が大好きだったメンバーは

今は天国にいますから、思いはブログに残しておこうと思います。

 

今も元気に生きていると伝えたい!

聖地ボルツは宇都宮の地で思いがけなく降臨してきたぞ、ということも。

 

 

思い出の共有のためにブルーハーツの曲を添付してみます!!

この体験を経て、この曲の意味が少しだけわかった気がします。