この春は縮小の春。

 

仕事は拡大するのは簡単。

自分で担当する仕事はとにかく最善手をひたすら考えるだけ。

うまくいけば満足かどうかは別としてそれは喜びだし、うまくいかなければそれは学びだし。

結果に対して自分で責任をとればいいだけだし、気は楽です。

 

この3月は、自分が担当している5か所の仕事場のうち2か所を縮小することになった。

4月から新たに手掛ける仕事場に今後本腰を入れることとなったため、この2か所は撤退するように指令が出たんですね。

 

毎週金曜日は栃木県内の仕事場に遠征して1泊して埼玉県内の仕事場に戻るっていう生活をもう15年くらい続けてきました。

このブログも、栃木で書いてたのがすごく多かったしね。

 

それも今日をもって最終日。

 

自分で仕事場に対して終止符を打つっていうのは最近全然やってなかったことだから、いやあもうこれはしんどい作業でした。

クライアントさんの未来さえよければそれはいいことなのだけど、後任の方に迷惑をかけたくないし。クライアントさんが減ったらここの仕事場にも迷惑もかけることにもなる。

 

自分がいなくなるのは絶対的な事実ではあるのですが、すべて穏便に事が運ぶということは絶対にありえないわけで。

マイナスをクライアントさんたちや仕事場に与えてしまう部分があるのは避けられないもんな。

 

自分がいなくなるっていうことをクライアントさんほぼ全員に告知したつもりなのですが、1/4くらいは自分でないと意味がないので卒業するって答えだったな。

今日は最終日だったけど、ここの箱の責任者の方は、自分の移籍を納得されていないのか、長期間在籍していたのにあいさつもさせてもらえなかったがな。

 

まあ、仕方がないことではある。

 

ここの箱を長く仕事場にしていた理由は1つしかなくて、ここに在籍してる大先輩への恩返し。仕事人として本当に育ててもらえたので、感謝の言葉しかない。

15年以上の時間の中で、もっと金銭的にもいいオファーは何度かあったんだけど、全部断ってここに居続けた背景もある。

 

ただその大先輩も自分のことを戦友と認めてもらった。

いなくなるのは純粋に寂しいってゆってもらえた。

誰が後任になっても自分の代わりになる人はいないってさ。

その言葉で救われました。

あまりそうゆうことをおっしゃる方ではないからな。

 

複雑な思いもありつつも、この大先輩との今後との付き合いを手土産に、明日の朝栃木を去ります。

 

今日、最後なのでちょっとお散歩して、近所の好きだった場所を写真撮ったりしてきたので、追って公開してこのブログを自分にとってもメモリアルなページにします。

 

これより写真コーナー。

 

最後の特急はかわったペインティングが施されてました。

 

駅から撮影した渡良瀬川の橋の写真。

仕事しに来ていただけのでのんびりお散歩したかったところです。

家の合間にあった汚水処理場。

いつも独特のにほひがしていましたが、@ホームな空間にデンと無機質な空間。

このミスマッチが少し気になってました。

畑の向こうにいきなりYAOKO(郊外型スーパー)。そんな感じの場所でした。

しょっちゅう歯ブラシを携帯するのを忘れて出張に出るもんで、YAOKOの歯ブラシコーナーは地元の方よりもヘビーユーズしていたに違いない(笑)。

オフィスの横のスロープ(裏道)。

大雪の日にはここを滑り台にして道に出てました。

 

こうしてみると、のんびりした場所だよね。

 

最後の日だけでこれだけのプレゼントを。

それまでもいろいろお気遣いしていただいて感謝感謝♪

 

ありがとう!