物事を違った視点で見て、それを真面目に検証してしまおうという。
マイノリティーリポートシリーズ。

少数派の視点っていうスタンスが基盤にあるシリーズなので、ブログの書き方も決まったパターンはないんだけど。

このシリーズ、いつも純粋な発想からふくらませて描いているのだが。

その発想を調べて形にしていく作業は結構手間がかかる(笑)。


けれどこれを読んで、いろいろと想像してもらえる機会になればこっちは嬉しいです。



それでだ。

最近、欧米では暴騰し続けているプロスポーツ選手の年俸を指標に考えごとを。。

ケーブルテレビが流通しているので、スポーツ中継を視聴するのにお金がとれるため、放映権料の上昇に歯止めがかからない。
当然、選手の年俸に還元されるわけで。

実際にそれがどれくらいなのかを調べてみた。



調べたのはプロスポーツチームの年俸ね。個人ではありません。



プロスポーツ選手の平均年俸ランキングTOP20 (2014年)

1.Manchester City (マンチェスター・シティ:英プレミアリーグ) $8,059,477
2.Los Angeles Dodgers (ロサンゼルス・ドジャース:米MLB) $7,468,882
3.Real Madrid (レアル・マドリード:スペインリーガエスパニョーラ) $7,257,216
4.Barcelona (バルセロナFC:スペインリーガエスパニョーラ) $7,214,545
5.New York Yankees (ニューヨーク・ヤンキース:米MLB) $7,151,109
6.Milan (ACミラン:イタリアセリエA) $6,538,811
7.LA Lakers (ロサンゼルス・レイカーズ:米NBA) $6,292,403
8.Chelsea (チェルシー:英プレミアリーグ) $6,242,919
9.Bayern Munich (バイエルン・ミューヘン:独ブンデスリーガ) $6,152,622
10.Internazionale (インテルミラノ・イタリアセリエA) $6,152,566
11.Philadelphia Phillies (フィラデルフィア・フィリーズ:米MLB) $6,125,397
12.Manchester United (マンチェスター・ユナイテッド:英プレミアリーグ) $6,032,572
13.Memphis Grizzlies (メンフィス・グリスリーズ:米NBA) $5,719,506
14.Detroit Tigers (デトロイト・タイガース:米MLB) $5,708,250
15.Arsenal (アーセナル・英プレミアリーグ) $5,639,069
16.Brooklyn Nets (ブルックリン・ネッツ:米NBA) $5,515,083
17.Miami Heat (マイアミ・ヒート:米NBA) $5,494,699
18.Boston Celtics (ボストン・セルティックス:米NBA) $5,422,863
19.Chicago Bulls (シカゴ・ブルズ:米NBA) $5,290,074
20.NY Knicks (ニューヨーク・ニックス:米NBA) $5,167,652

1位のマンチェスター・シティ凄い。
アブダビ王族のオイルマネーパワー炸裂です。

選手の平均年俸が9億円超え!

もはや、現実味の湧かない世界なのですが・・・。

さて、

種目別
1位サッカー(9チーム)
2位バスケットボール(7チーム)
3位野球(4チーム)

この3種目で占められてます。

種目もごっちゃになるとおもしろいですよね。

見る人によってはやっぱしサッカー凄いなって思うだろうし。
NBA(バスケ)も凄いから1種目独占にならないんだっていうふうにも思う。

ただ、サッカー国内リーグは週1回開催なので、1試合あたりの金額を考えるとやっぱしサッカーって別格ですねー。

日本だと、サッカー選手の年俸って大きなニュースとしてあまり話題に上がらないし、カズは別格としても選手としての寿命も長くはないし、大変そうに見えてしまうんだけど。
選手も海外に行くわけですね。
マーケットの規模が違うのだから。

アメフトとか、アイスホッケーとかがこの20位に入ってこないっていうのも結構意外ですな。



みなさんはこれを見てどう思われますか?



ちなみに、このランキングのソースは選手の年俸が推定であるが故、いくつかあり。
このベスト20が実際に正しいかは検証できませんが。

このデータを選んだ最大の理由が・・・

183.Hanshin Tigers
186.Yomiuri Giants
196.Fukuoka SoftBank Hawks
198.Chunichi Dragons

そう!

200位まであるのです。

そして、わが日本のプロ野球の4チームがランク入りしてます!!


阪神は、今や巨人以上にお金使ってる球団っていうことなんですねぇ。

長嶋巨人がFAを使いまくって補強しまくっていた時期は、もっと上位だったんだろうなぁ。

それを考えれば、巨人を旅立って今年5位のNYヤンキースに長期間在籍し続けた松井秀喜の偉大さは言うまでもないところだと思います。

とはいえ日本のプロスポーツ界は世界的に見ればコスト削減ぎみなんでしょうね。


ちなみに1位のマンチェスター・シティの選手全員の1年分の総年俸320億円

今年12月に開催された衆議院選挙にかかった費用約700億円


さあ、必要経費と考えるか、もったいないと考えるか


みなさんはいかがでしょうか?




そんなデータで想像せいってゆわれても無理や!!

ってゆわれたら

泣いちゃうカゼ