夏ももうすぐ終わり。
ロンドン・オリンピックも終わったし、高校野球も終わった。
祭りの後のなんともいえぬ寂しさに近いような季節です。
そうゆう時期の体感温度を5℃下げる音楽って、曲自体に温度を下げる効果がそんなになくても良い気がする。
むしろ暑さをもひと夏の思い出としてうしろ髪を引かれてしまう感じ。
ちょっとしたペーソスもあって。
夏よ。終わってくれるな。という気持ちも入ってくる。
冷静に振り返ってみると、これ子供時代の・・・
「ずっと夏休みがいいよぉ~。新学期やだぁ~。」っていう感じとそんなに違わないのかもしれませぬ(笑)。
そんな時期に聴く音楽としてうってつけの音楽。メロディはずっと流れていたんですが、音源がYou Tubeで見つけられなくて。
でもようやく見つけられたんで。
ようやくブログにすることができた。
この感動の1曲。まずは聴いてみてください。
PINK / Soul Flight
「あ~っ!この曲!!」って分かる方もいるかもしれません。
そう。これはUHF局(サンテレビ、TVKテレビ、千葉テレビ、テレビ京都など)で金曜日の深夜に放映されていた「SONY MUSIC TV」のエンディングテーマ曲です。
番組の中では「水の都」っていうタイトルでした。
そしてこの「水の都」はSONY MUSIC TVのための曲で音源化されていなかった。
だから絶対に見つからないと思っていた。
だけど演奏しているPINKというバンドをYou Tubeサーフしていたら別名のこの曲がまったく同じメロディであることに気付いた。
番組のエンディングではこのソウルフルな歌唱でハミングだけで流れる。
そして、「Oh~Oh~Oh~Let's Go Home~♪」とだけ歌詞があるような気がした。
見つけた時、あぁ。これだ!!
この感覚だ!!
蘇る80年代の思い出。
おいらはベストヒットUSAとゆうよりもSONY MUSIC TVな80'sなので、本当に嬉しい掘り出し物となりました。
この曲をエンディングに使うセンスは凄いと思うし、キャッチー・スタイリッシュ・ソウルフル・・・いろんな要素を見事にまとめあげられた名曲だと思います。
そして、この憂いも含んだ感じ。
今の時期にピッタリだと思います。
SONY MUSIC TV。
23:30~2:50までのとんでもないマラソン番組。
ワンタッチ予約なんてない時代。
ビデオだってそんなに流通していなかった時代。
最後まで聴きとおすことのできた人のみが触れられた、下校放送にピッタリの音楽です。