音楽仲間からの要請で、別サイトに記載した音楽系の文章を焼き直しして公開します。

時系列的にはズレが生じますが、一部改変を加えてリメイクしますので宜しくお願いします。


Doom Age Festivalの話です。



A.Logicの狙ってみなさい!! はぁ~… ダメねぇ~

告知のポスター

時間の経過は早いもので、あれから3年半が経ってしまいました。

日本人とドゥームメタルの関係はフェスに出ていても思うのですが、親和性があまりない。


遅くて重いっていうのは、気持ちいいんですよ。


観衆もその辺をわきまえておりますので、下向きにグラインドしているから前がよく見えたりもするし。

これらは、イギリスではそれなりに定着した文化ではある。 CATHEDRALのリー・ドリアン(BURRNに毎月コラムを描いてらっしゃいます。)を擁するRise Aboveレーベルはマニアックな文化財をいろいろと発掘しては伝道師的に活動されていて、今もマイペースながら健在。

じゃあ、日本では?という話なんですが。


そういう文化を一生懸命日本に根ざそうと頑張っている人たちがいたことも忘れてはいけない。


今は亡きリーフハウンドレコード。


これらのアーティストを安価のギャラで呼び、ライブの価格も4000円程度に抑えてフェスを何度かやってくれたのです。


結果はいくらデフレの時代とはいえ、メジャーなものを安く提供すれば効果は絶大なのだが、もともとマイナーなものを安くとなってもそもそも浸透していないものだったりするので、結果的にはうまくいかなかったということなのでしょうが。

今は、ホームページも存在していないしもう倒産しているのでしょう。

歴史にはノーを突きつけられたのでしょうが、心意気はきちんと評価してあげたい。


そんなわけで、本文です。



開始時間が都内の渋滞のため大幅に遅れたため近くのスロ屋で南国娘とたわむれていましたが、1時間遅れと発表されたので、そそくさと新大久保EARTHDOMに移動して。


ドゥームターイム!!


Electric Wizardは全ての意味で別格だった。


雰囲気からして独特でただ演奏している姿を見るだけでも引き込まれそうな、お酒を飲んでいなくても酔っているような感じになれる音だった。

音も半端なく大きくて内臓を直撃する感じです。ドゥーム・メタルというジャンルは10年前位から確立されていますが、10年間聴き続けてきて良かった。
音も成熟してきている上に、これだ!という音を継続すればその人の一部になっていくのが分かる。
もちろんElectric Wizardは技術力も高くて、いわゆるどんなメタルでも巧く演奏できると思うのだが、あえて、この遅くて重い音楽を10年単位でやっているわけである。世間に評価されているかはよく分からないが。

ただし、この手の音楽しかできない人がこの手の音楽をやるのと、何でもやれる人が敢えてこの手の音楽をやることの違いを演奏から感じ取ることができて、とても感動した。


人生でベスト3に入れるライブだったな。とにかくクセになる音でした。HM好き(特に Black Sabbathとか)は今日もやるので新大久保に殴り込んで下さいな^^。


http://www.leafhound.com /doomagefes.html(今はアクセスできません)


今日も当日券狙いの人がかなり並んでいました。相当大きなムーブメントがおこっていそうですな(客層はかなりヤバめですが)。


ギタリストに握手してもらいましたが、ギタリストがたばこを持ちながら握手してきたため、ガラムのヤキを入れられてちょっとした火傷になっていますが、まあ、文句はいうまい!!


むしろ大変ハッピーなことだな。


手はまだガラム臭いです。



リーフハウンドレコード!Thanx!!