●トイレ介助の必要な祖母のお願い・・・
おはようございます。小川ちよこです。
前回書いた記事↓
罪悪感を感じないで介護は出来る!のはホント?
の続きです。
私の友達の話です。
トイレ介助が必要な祖母の頼みを聞いてあげれなかった。
自分がおトイレに連れて行ってあげれなかった。
友達は必要な時に役に立てなかったとして
情けなくて、無力な自分を許せないでいるのでしょう。
助けれなかった自分を責めている。
なので彼女は後悔して罪悪感を感じることで、
自分を未だ許していない。
「悪いことをした」から――
どうして彼女は自分をこんなに責めているのでしょうか?
彼女のしたことは「悪いこと」でしょうか?
情けなくて、無力な自分を許せないでいるのでしょう。
助けれなかった自分を責めている。
なので彼女は後悔して罪悪感を感じることで、
自分を未だ許していない。
「悪いことをした」から――
どうして彼女は自分をこんなに責めているのでしょうか?
彼女のしたことは「悪いこと」でしょうか?
/
ここで、私は彼女にいいたい。
\
↑これ使いたかっただけ
あなたは何にも悪いことしてないよ。
もう自分を責めなくていいよ。
今までずっと頑張ってきたんだよね。
もうこんな後悔はしたくないって
ヘルパーの資格まで取りに行った。
おばあちゃんへの償いの気持ちだったのよね。
でもおばあちゃんが本当に欲しかったのは
「プロのヘルパーのちゃんとした介助」だと思う?
大切な孫であるあなたが
自分の頼みをなんとか聞いてあげたいと
オロオロして戸惑って。
なんとかしなくちゃって。
困って困って
一生懸命に親戚のおばさんに助けを求めた。
おばあちゃんはね、ちゃんと分かってた。
あなたの戸惑いながらも自分を思ってくれる気持ち。
うれしいなー有り難いなーって思ったはずだよ。
だから、後悔はもう終わりにして欲しいな。
それよりも
自分は分からないながらも戸惑いながらも
誠心誠意
出来ることを頑張ったじゃんって思って欲しいな。
そんな自分エライって思って欲しい。
あなたはね、
介護のプロじゃないんだし、
プロになる必要はない。
家族が上手な介護なんかする必要ない。
そのままでじゅーぶんです!
思いすぎるくらい思って
考えすぎるくらい考えて
頭パンパンで
なおかつちゃんとしなきゃって
あなた、もう自分をイジメすぎ。
プロの出番がなくなるから!(笑)
それからね。
おばあちゃんを助けることが出来なかったと思ってるかもしれないけど
そもそもおばあちゃんの本当の願いは何だったの?
そう、介助してもらっておトイレで用をたすこと。
自分には出来ない!!とちゃんと判断して
親戚のおばさんにお願い出来てる。
おばあちゃんの頼みをちゃんと聞いてあげれてるよ。
あ、それから
「おばあちゃんには色々してもらうだけで何も返せなかった」
ってあり得ないからね。
あなたはしっかり受け取ったんだから
同じ価値のものを
必ずおばあちゃんに与えているハズだからね。
かわいいかわいいって言ってくれたおばあちゃん。
あなたの存在がおばあちゃんにとって素晴らしい価値だったんじゃない?
介護のプロですら
自分の家族には怒鳴ることもあるんだよ。
職場ではプロになれても、自分の家族にはムリ。
心配だし
腹も立つし
不安だもの。
それでイイと思うよ。
うまく出来なくても。
だって家族だもんね。
今日も読んでいただいてありがとうございます
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